今日5月3日は憲法記念日でした。
私にとって、この日は特別、父興治を思い出す日でもあります。
昨年他界した父は、自他ともに認める憲法の第一人者でした。
憲法の日は、憲法改正派の集会や地元の青年会議所が主催する憲法を考える会の講師、マスコミからコメントを求められたりと毎年大忙しでした。
私も27歳で地元秘書を務めてから、毎年集会に参加したり、講演の準備を手伝ったりと間近にその姿を見てまいりました。
「憲法はこの国の形、姿そのもの」とよく父は話していました。
そんなこともあり、私は憲法改正を「この国の未来の姿を描くこと」と理解しています。
一方、憲法とは「主権者の国民が国に対してする命令」という側面もあります。
今はこの新型コロナウイルス対策を最優先とせねばならない時期ですが、収束後には一連のコロナ対応を検証すると同時に、憲法改正の議論も国会の場で、国民との間で、進める必要があるのではないかと考えます。
あらゆることを想定して準備をしないと、先送りしていては、同じことが再び繰り返される。
“備えあれば患いなし、憂いがあればしっかりと備える“、シンプルにそう思います。
今年は新型コロナウイルスの影響で集会も何もない憲法記念日。
いろいろと寂しさも感じますが、未来へ向けて日本の憲法を考える日になることを願います。
※以下参考資料 5月3日憲法記念日 各社憲法改正世論調査
南日本新聞 世論調査(鹿児島県内)
憲法改正 必要:54% 不必要:38%
9条改正 必要:38% 不必要:53%
NHK 世論調査
憲法改正 必要:32% 不必要:24%
9条改正 必要:26% 不必要:37%
朝日新聞 世論調査
憲法改正 必要:43% 不必要:46%
9条改正 必要:27% 不必要:65%
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