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5/22(水) かごしまから地方創生を「頴娃おこそ会の取組」

更新日:2019年6月5日

私は自由民主党 鹿児島県ふるさと創生支部長を務めています。

鹿児島県の地方創生の取組みや、地域を支える若手の皆様の活動など、地元鹿児島が更に元気になる為に必要な情報収集も大切な仕事です。


今回は、全国から注目を浴びている、頴娃町の「頴娃おこそ会」の取組みを学びに頴娃町へ。

番所鼻自然公園から見える開聞岳
番所鼻自然公園から見える開聞岳

頴娃おこそ会は「いつまでも住みたい魅力あるまち」の実現、地域課題解決のため観光・商工・水産・農業など産業間と行政で連携をとり、地域一体となった取組が注目されています。


数ある取り組みのなかで、衰退していく商店街に活気を取り戻すべくスタートした「石垣商店街空き家再生プロジェクト」。


商店街に古くからあった塩の問屋を改修した「塩や、」は、街の交流拠点として復活しました。


現在では、その他にも、多くの空き家改修を行い、民宿や茶農家との交流拠点など多くの空き家活用を実施しています。


頴娃おこそ会の拠点「ふたつや、離れ」
頴娃おこそ会の拠点「ふたつや、離れ」

これまでの空き家再生を始めとする地域活性化の取組みは、県内外の市町村やまちづくり団体などからも注目を受け、多くの賞を受賞されています。

 

おこそ会受賞歴

2014年

〇鹿児島県コミュニティづくり推進優良団体 会長(知事)賞

○総務省過疎地域自立活性化優良事例表彰 総務大臣賞

2015年

〇鹿児島協働アワード 大賞(えい日和作成事業)

〇かごしまひと・まち・デザイン賞景観部門大賞(頴娃シーホーウォーク)

○国土交通省地域づくり表彰 全国地域づくり推進協議会 会長賞 

2016年

〇JTB交流文化賞 優秀賞

2017年

〇総務省ふるさとづくり大賞 総務大臣賞

 

頴娃町空き家再生プロジェクト
頴娃町空き家再生プロジェクト

NPO法人頴娃おこそ会の観光プロジェクトリーダーで、埼玉県からIターンされた加藤 潤さん。


加藤さんは、私の出身校である青山学院大学の先輩でもあり、地域活性化の取組に多くの成果を残される尊敬する先輩の一人です。

青山学院大学の先輩でもある頴娃おこそ会の加藤 潤さん
青山学院大学の先輩でもある頴娃おこそ会の加藤 潤さん

加藤さんは「この辺りの地域の貸家の家賃相場は月3~4万円程度。

家財道具を処分したり、普通に業者にリフォームを頼んだりしたら、貸し手にとっては割に合わない。」


「だから経済原理から言えば、そのまま放っておくのが一番いい。でもそうして手付かずの空き家が増えると益々町は廃れていく。 そんな現状の中、私達がセルフビルドの空き家再生を多くの人の力を借りてした事で、少しずつこの町に活気が戻ってきている。」


「空き家再生も今までは補助金なども利用したけど、今はそこに頼らない仕組みを考えている。


「昨年まで年2件ペースだったのが、今年に入ってもう4件の依頼があるんですよ。」


「県外から頴娃に興味を持って移住する仲間も増えたし、最近では鹿児島市に暮らして、週2日こちらに住んでヨガ教室を開く方もいたりして、本当に楽しくなってきましたよ。」とお話下さいました。


実際に頴娃町を加藤さんに案内していただき、私も家族で年に数回でもこちらに滞在できたら良いなあと率直に思えるほど魅力的な街、魅力的な人が集まる地域でした。


二拠点生活(デュアルライフ)を希望する潜在需要は約1100万人いるという調査結果があります。

技術革新や働き方改革等、またそれらによる価値観の変化によって、都会の便利さと地方の快適さを両方得たい人が今後さらに増えていく事は充分考えられます。


都会の需要と田舎の供給、その制度的課題や改善策など、自由民主党 鹿児島県ふるさと創生支部長として、今後も精一杯取り組んでまいります。

 

「塩や、」

〒891-0704 鹿児島県南九州市頴娃町別府358


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