昨年より、吃音とつきあいながら生活していくことを目的に設立された 「かごしま言友会」に機会あるごとに参加させていただいております。
会では、吃音当事者や、家族の方、言語聴覚士の方などと情報共有、意見交換をするなど、吃音とどのように付き合っていくかなどセルフケアを目指し取り組まれています。
少し前になりますが、かごしま言友会主催の会でも講演をされた九州大学病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科 助教 医学博士の菊池 良和先生のfacebook記事が投稿されていました。
菊池先生は、吃音をもちながら、猛勉強の末、鹿児島ラ・サール高校卒業後、現在、九州大学病院耳鼻咽喉科で吃音外来に勤務され、吃音の啓発に努めていらしゃいます。
そんな菊池先生が書かれた「吃音の合理的配慮」という書籍の巻末資料が無料公開されています。
新型コロナウイルス 感染症の影響で、新年度を迎える方の中にも吃音を持つ子供達の不安を抱える保護者の方がいらっしゃいます。
また、教育従事者の方にも是非こちらの資料を活用することで、吃音を持つ子供達への合理的な配慮がなされることに繋がるものと思いますので、お困りの方がいらっしゃいましたらご紹介ください。
「吃音の合理的配慮」 菊池良和
【シェア希望】無料ダウンロード資料 が公開されました!
非常事態宣言が出され、九大病院も日常診療が激変しています。 ただ、この4月、新学年で吃音児の環境は変化しています。子どもは1年ごと新しい環境になじめるか、真剣勝負です。 親ができることは、限られています。「うちの子、吃音があります」とだけでは、先生がリスク対策しないことが多々あります。「吃音の専門の先生のプリントがありますので、お渡ししますね」という風に伝えると、先生の理解も進むかとは思います。 昨年、吃音の書籍を最も多く出版していただいている学苑社から「吃音の合理的配慮」を出版しました。この巻末資料を無料公開していただきました。きれいな、PDFでダウンロードしてお使いください。 そして、良ければ、この本を手に取っていただけると、幸いです。幼児から成人まで、吃音があることによるリスク対策を記載した本です。
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